根曲がり竹(ネマガリタケ)の分布








本州の日本海側、、東北地方、北海道、朝鮮半島、千島列島、樺太島、標準和名は千島笹(チシマザサ)、山間部の雪の多い所に多く群生してます、その理由は他の笹類より寒さに強いので他の笹類が枯れてしまう所でも生き延びれるからと思われてます。
竹では無く笹の仲間です。
竹、笹の仲間は、一本が一個体では無く、一つの群生で一個体です、地上では一本一本生えているかの様に見えますが、地下では地下茎で全て繋がっています、寿命は60年程で、60年に一度花を咲かせて一斉に枯れます。



5月〜6月に、島笹(チシマザサ)の群生から竹の子が生えて、根元から曲がって生える事から、根曲がり竹(ネマガリタケ)と呼ばれてます。
雪の重みで曲がって生えると言う意見もありますが、雪が積もって無くても、曲がって生えるので、そういう品種なんだと思います。
竹の子の中では美味で高価、姫竹(ヒメタケ)と呼ぶ地域もある。

東北地方や北海道では最も、なじみのある竹の子。
アクが少なく、アク抜きしないで、食せる!
北海道で、竹の子と言えば、根曲がり竹(ネマガリタケ)の事を指します。

近くに林や森がある地で育ったタケノコは、落葉など栄養分が豊富な為、特に太く美味しく育ちます。

山菜と一緒で、春に収穫し、瓶詰め、缶詰め、塩漬けで保存し、1年を通して食せます。
山菜そば、炒め物、天ぷら、焼き、味噌汁などでいただけます。





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