有害線虫の蔓延と駆除。


長く同じ野菜を栽培していると、土壌のバランスが崩れ、ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウなどの有害線虫が大量発生します、一度発生させてしまうと完全駆除は不可能と言われています。

有害線虫は密度が高ければ高いほど植物へのダメージが高くなり、密度が少なければ、植物へのダメージが少ない。
完全駆除出来なくても、大量発生させなければ良い。


対策は?


コンパニオンプランツ
異なった植物同士、互いに良い影響を及ぼす関係をコンパニオンプランツと言います、
有害線虫が嫌う植物はネギ、ニラ、ニンニク、マリーゴールドなどです。
線虫が嫌うニオイを分泌して近くに寄せ付けないと言われてます。
マリーゴールドは数百種類ありますが大きく分けて フレンチ系 メキシカン系 アフリカン系がありますが、アフリカン系が一番ニオイが強い。



↑マリーゴールド。


土壌消毒

無農薬での農地消毒は、西瓜栽培の終わった8月中旬の一番熱い時期に、たっぷり水を撒き黒マルチを貼り、畑を蒸し焼きにします、外気温が35度だと土壌は40度以上になります、2週間以上、この温度を保てば土壌ウィルスが激減する。
この方法で有害線虫も激減します。


土壌のバランスを崩さない
事が大事。

土壌のバランスを崩すと有害線虫が大量発生します、科学肥料ばかり与えていると土壌バランスが崩れます、有機肥料との併用が必要。

ぼかし肥料などを投入する事も土壌改善になります。

栽培の終わった畑に、有機物など投入して良く耕しておく。
















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