胡桃(クルミ くるみ)の分布。

胡桃(クルミ くるみ)は、クルミ科、クルミ属、の落葉高木の総称です。

日本で自生している種は

姫胡桃(ヒメクルミ)、鬼胡桃(オニクルミ)、テウチグルミ、
信濃胡桃(シナノクルミ)、これらの亜種、雑種が存在します。


胡桃(クルミ くるみ)の木は、山間部の沢から、川岸、海岸にまで、生えている、高さ 20 メートル以上になる落葉樹。

川沿いに多いのは、落ちた実は水に浮き、川に流れて拡散されて行くのと、胡桃(クルミ くるみ)の木が高温多湿を好むからです。

リスやネズミが、エサとして胡桃(クルミ くるみ)を貯蔵の為に土の中に埋めて、堀忘れた実が発芽する事もある。

胡桃(クルミ くるみ)は、縄文時代から食べられてきました、人類が初めて食べた、木の実とも言われていて、
全国の貝塚から、胡桃(クルミ くるみ)の殻が発掘されています、
数千年間、腐らずに残っている事から、殻の頑丈さが、想像出来ると思います。

現在日本で販売されている、胡桃(クルミ)のほとんどは、アメリカ(カルフォルニア)産、中国産が多く、
日本の和胡桃(ワクルミ)はあまり販売されていません。

アメリカ産、中国産の胡桃(クルミ くるみ)と、日本の和胡桃(ワクルミ)を
くらべると、アメリカ産、中国産の胡桃(クルミ くるみ)より、日本の和胡桃(ワクルミ)の方が、
味が濃厚でかなり美味です。

お菓子作り、お料理に使っても、原料が美味ければ、完成品も良い物が出来るはず。

日本に自生している、和胡桃(ワクルミ)で食用になるのは、鬼胡桃(オニグルミ)、姫胡桃(ヒメグルミ)で、
大半は鬼胡桃(オニグルミ)です。姫胡桃(ヒメグルミ)は、殻が薄く剥きやすいですが、
鬼胡桃(オニグルミ)は非常に殻が厚く、剥きにくいのが、特徴。
海外産の胡桃(クルミ)に比べると、小さめで殻も厚く、中身が少ないですが、
その分、味が濃縮されてる感じで美味!
鬼胡桃(オニグルミ)、姫胡桃(ヒメグルミ)を総称で 和胡桃(ワクルミ)と呼び、沢胡桃(サワクルミ)と呼ぶ地域もある。







胡桃(クルミ くるみ)の木は、川岸に生えている事が多く、熟れた果実がそのまま川に落下する事が多い、
川に落ちた実は、水に浮き、そのまま流されて行き、
しだいに、果実は腐り、種だけになり、放っておくと海まで流れて、しまいには
他国まで流される事もある。



川岸に漂着した胡桃(クルミ くるみ)は、そこで発芽し、根を張り成長します。


胡桃(クルミ くるみ)の葉は、アメリカシロヒトリをはじめ、毛虫が大量発生して厄介者、
写真はアメリカシロヒトリに丸坊主にされた胡桃(クルミ くるみ)の木。

胡桃(クルミ くるみ)の木は他の植物の成長を抑制する物質を出し、周りの木を枯らしてしまう事があり、
林業関係者や農家では、非常に嫌います。

桃栗3年、柿8年、胡桃(クルミ くるみ)は大馬鹿20年なんて、ことわざがありますが、
実際に実が出来る年は決まって無くて、10年位から実が付き始めます。



数年かけ、大木になり、5月〜6月、花を咲かせます。
胡桃(クルミ くるみ)は同じ木に、雄花、雌花、別々に花が咲き、
雄花と雌花の咲く時期が違い、一本の木では受粉出来無い事があります。
自生している、胡桃(クルミ くるみ)の木は数本〜数十本が群生している事が多く、品種もバラバラ、
庭木として植える時も品種の違う木を数本植えると、良く実が成ります。
その為、一本ポツンと立っている胡桃(クルミ くるみ)の木は実がならない事もあります。


受粉した、胡桃(クルミ)はブドウの様に、房状に実を付けます。


やがて熟して自然落下し、また子孫を残して行きます。












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