苗木を植えよう!

苗木を買ってきて庭に植える手順を紹介します。
穂木から育てるより1年間、時間と手間を節約出来ます。




良い苗木
 
@ 太くて、がっしりした苗を選ぶ。
A 年を取った苗は避ける。
B 植木鉢で育った苗より、畑で育った苗を植木鉢に植え替えた苗が良い。




悪い苗木

@背の低い苗 【植えても草に負けて枯れてしまう】
A細い苗    【強風で折れてしまう。】
B挿し木時に発芽誘発剤を使っている。
【発芽誘発剤はホルモンバランスを崩すとされていて食用植物への投与は認められてません】
C化成肥料ばかり与えている (化成肥料は適量に)


イチジク苗木の植え方

イチジクは、日当たりが良く、水はけの良い土地を好みます。
【注意】
以前イチジクを植えた所は避ける事。

通販などで購入した場合は、長い旅で苗が疲れてますので、
水をあげて、風通しの良い日陰に置いて1週間位、その土地の気候や温度になじませて下さい。

まれに、旅が長すぎて葉が落ちてしまう場合があります、光の届かない状態が長いと良くありません、
落葉樹なので、生命の危機を感じると葉を自ら落とします。
枯れてる訳では無いので、日陰に置いて乾かない様にすれば、再度 葉を出す事があります。

苗が落ち着いてきたら、植えます。




↑1歳のバナーネ


穴の広さは植木鉢のタテ ヨコ3倍づつ、深さ2倍位の穴を掘り、【計18倍の穴】







穴を掘って、出た土をタライなどに入れます。
その土の6分の1の肥料、化成肥料888を約100gを入れて混ぜます。
【注意】
肥料は牛糞、鶏糞、馬糞、豚糞、などなどありますがよく発酵した物を使う事、臭い物は発酵して無いので、さらに数年間、発酵させて下さい。
ホームセンターなどで 完熟たい肥などと書いてあっても臭い物は発酵して無いのでダメです。


↑掘った土の6分の1のたい肥を混ぜる、それ以上濃いと肥料焼けをおこす場合がある。

根が混んでいる場合は根切りをします、植木鉢で育った苗は根が混んでいるので根切りが必要。



↑根が混み過ぎていたのでカッターで根を切ってほぐす。



肥料入りの土を埋め戻して、普通の土をかぶせて、根に直接肥料が当たらない様にして、
浅めに植えて下さい、イチジクは根からも呼吸するので深植え厳禁です、。
植木鉢の表面の土が地面になる様に植えます。
植えたら、タップリ水をかける。



水はけが良くなるように丘にしてもいいです。









ウオータースポットを作って完成。





イチジクは植え付けた年から、実が付き始める場合がありますが、初年度の実はたいした実になりません。
初年度の実は収穫せずに、木を大きくする事を考えて、付いた実を摘み取って下さい。

















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