タラの芽 種根から植え付け
タラの木を畑で栽培するには種根を植え付けるか、ポット苗を植えるかになります。
種からでは、親の遺伝子を受け継ぎませんし、発芽率が悪い 収穫まで2年は余分にかかるので一般的ではありません。
種恨からの発芽率は75%以上
ポット苗からの植え付けは、発芽率100%
収獲は?
種恨からの栽培は、およそ2年以上、(先端は1年目で収穫可能)
種根植え付けと、ポット苗植え付けを同時進行で作業を行えば、最も効率的で無駄が無い。
「種根植えで発芽しなかった部分にポット苗を植えると良い」
タラの種根の植え付け
↑タラの種根 およそ12㎝カット
5㎝程にカットして使う。
タラの種根の発芽率は、75%以上
畑の準
目安としてソメイヨシノ開花位に植え付ける、その1か月位前から土作りを始めます。
「早すぎても構いません」
秋に植え付けても、冬に植え付けを行っても、発芽は春です。
植え付ける畑に1㎡辺り4㍑~8㍑位の堆肥 化成肥料8.8.8.を150gを撒き、よく耕して、1週間以上馴染ませておきます。
タラの木は水はけが悪いと根が腐ってしまうので、畝を作ります、幅約1㍍ 高さ30㎝位、畝の幅1㍍にすると堆肥の計算が楽。
【注意】
堆肥は牛糞がおすすめ、
鶏糞の場合は、よく醗酵した物を使って下さい。
醗酵してないと、臭いが酷く、ウリバエなどの害虫を呼んでしまい、他の作物に悪影響を与えてしまいます。
↑畝の幅を1㍍にすると肥料の計算が楽。
種根から栽培させたタラの木は非常に小さく、雑草に負けて枯れてしまうので、除草してください。
もしくは黒マルチシートを張る。
↑黒マルチシートを張ると、除草と水やりの手間がはぶける。
マルチシートは土壌の水分の蒸発を防いでくれる効果がありますが、あまりにもカラカラで気になる時は、
100円ショップなどで売っている(ジョウゴ)を刺して針金などで固定させて置けば、雨の日に水が自動供給される、供給された水は蒸発しない。 (管理人の裏技)
↑雨降ると水が自動供給される。
植え付け
畑の準備が出来たら植え付けます。
使うのは5㎝位にカットした種根、
「長くても構わない」
種根の切り口が乾燥、壊死していたら、ハサミで切って、半日水に漬けてタップリ水を吸わせておく。
斜め45度にカットすると切り口の表面積が増え水を吸い上げやすくて良い。
「数%発芽率が良くなる 気がする」
保管期間が長いと、乾燥、壊死した部分が長くなるので、壊死した部分を計算して約12㎝にしてます。
↑斜め45度にカットすると、数%発芽率が上がる、、気がする。
1㍍~1.5㍍ 間隔でマルチを破って穴を掘り タラの種根を植えて行きます。
穴の深さは5㎝位、深植えはしない事。
【注意】
将来、口にする物なので、発芽誘発剤の様な物は使わないでください。
↑斜め45度に突き刺す。
真っ直ぐでも真横でも発芽する時はする。
ソメイヨシノが満開した頃から、発芽しはじめますが地上部に出てくるのは、もう少し後です。
発芽しなかった箇所は場所がもったいないので、ポット苗を植える。
この頃は水を絶やさない事、朝晩 水やりをしてください。
黒マルチシートを張っておけば乾燥を防ぎ、水やりの手間がはぶけます。
除草の手間もはぶける、マルチをしない場合は除草しないと草に負けて、枯れてしまいます。
およそ1.5㍍位、雑草より高く育てば、雑草に負ける事もありませんので除草する必要もありません。
よほどカラカラでない限り水やりも必要ない。
↑木が1.5㍍超えたら、翌年春までほったらかし。
1年目は1.5㍍が目標。
【注意】
成長の悪い木は見切って切り倒し、新たに植え付けてもいいかと思います。