タラの木 穂木の切り出し ふかせ作業
野生種のタラの木を切り出してきて、ふかせ作業をしても発芽率は低く、山を荒らす事になります。
ふかせ作業の良い点は、真冬でもタラの芽を収穫出来る所!
「少し小ぶりになります。」
タラの木 穂木の切り出し
穂木の切り出しは10月~3月の休眠期に行います、葉が落ちたら切り出して構いませんが、乾燥させない様に保管させなければならないので、春先に切り出せば、保管の手間がはぶけます。
ハウスで、ふかせ作業を行えば冬でもタラの芽を収穫する事が出来ます。
切り出した穂木には細かいトゲが生えてます、皮手袋をはめて作業してください。
軍手では、役に立ちません。
【注意】
切り出した木を穂木と呼びます。
↑冬のタラの木、雪に埋もれても平気。
↑春に切り出した穂木(新駒)
タラの芽 ふかせ作業
切り出した タラの芽の穂木を10㎝~15㎝位にカットしてそれぞれ発芽させます。
トゲは手袋で擦ると簡単に取れます。
↑擦ると簡単に取れる。
冬芽の上1㎝位上をカット、細い穂木は2~3関節をカットする。
【注意】
口に入る物なので、発芽誘発剤などは使わないで下さい。
切り揃えた穂木を立てて、並べる 水を5㎝張る。
なるべくカルキの入った水道水を使い、毎日新しい水に交換する。
ふかし作業を始めてから1週間~2週間程で食べ頃に成長する。
↑一斉にタラの芽が出てくる!
この後、木に成長する事は無く、枯れてしまうので、早く食べて~ (´・ω・`)